WiRESの簡単な使い方
JR0ZCS
諏訪VoIPアマチュア無線クラブ
岡谷アマチュア無線クラブHP
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★☆ タイマー機能を使用してQSOルームに接続しています! ★☆    7:00〜8:30 0382 QSO Room  17:30〜22:00 0909 Nagano QSO Room    切断をして他のRoomへの接続はご自由に利用ください  
 
 
◆運用環境
ノード番号  #5018D
運用周波数  430.78MHz FM
夜間運用停止時間帯 1:30〜6:00
TSQ 88.5Hz
Time Out Timer ノード接続後 60分
1回の送信 3分(WiRESのI/F制約)
1回の受信 6分(Rigの設定)
DTMF  * Disconnect
運用局コールサイン JR0ZCS
運用社団局名 諏訪VoIPアマチュア無線クラブ
運用者代表 JH0FFT 
JCC 0904
運用場所 岡谷市本町2
GL PM96AB
海抜 777m
回線 ADSL-60M
無線機 FT-8900改(冷却ファン付き)WiRES仕様
送信出力 10W
ANT 5/8λ×4 (13mH)→右写真Top
PC Intel Celeron CPU 1.7GHz (256MB)
OS Microsoft Windows 2000
WIRES-IIプログラム Ver. 3.502

※近隣でWiRES移動運用を予定される場合は、送信出力20W+13elスタックによるノード運用可能ですので連絡ください。

シャック内の設置状態(放熱対策前)
上段左がインターフェース、右がFT−8900
下段は電源とモニター用C5600
連続送信になるとかなりの発熱量となるため
送信出力を20W→10Wに下げて運用しています。
前方が諏訪湖、上諏訪、茅野、八ヶ岳方面
左の建物はNTT岡谷局(ADSL Good)、右は
岡谷駅。
2006年8月撮影 
FT-8900を2006年8月に購入しWiRESに使用して
きましたが、その後約1ヶ月の間に2度の送信
不能故障となりました。
1回目はメイン基板のはんだ付け不良という
ことで修理されましたが、2回目は販売店、
メーカーの配慮により本体の交換となりました。
2台目に変える際に、50Wには標準で付いている
冷却ファンを取り付けることとしました。(写真)
その後見守り中です。
設置に当たっては子供が使っていた積み木をRig
の下に置き、風通しを良くするとともに、側面から
冷却ファンをRig側面から当てることにしました。
ファンは12V用だとうるさいとのアドバイスから24V
仕様のファンを購入(525円)し12V入れてます。
風量もあり、音はほとんど無くFBです。
また、安定化電源の電圧をRig動作範囲の下限
12V前半に設定し発熱を[抑えることを優先して
運用しています。

 

◆カバーエリア
 
利用可能エリア 中央自動車道
諏訪南IC〜中央道原PA〜諏訪IC〜諏訪湖SA〜岡谷JC〜辰野PA
長野自動車道
岡谷JC/岡谷IC
国道20号
富士見/茅野/諏訪/下諏訪/岡谷/塩尻峠
山岳
八ヶ岳/白樺湖/車山/入笠山/和田峠/美ヶ原/鉢伏山/高ボッチ/富士山(山梨)/中央アルプス(北部)/南アルプス(北部)
市町村 JCC/JCG(HAMLOG-CODE)
岡谷市(0904)/諏訪市(0906)/茅野市(0914)/下諏訪町(09011A)/
富士見町(09011C)/原村(09011B)/辰野町(09001F)
環境により可能エリア 中央自動車道
長坂IC〜八ヶ岳PA〜小淵沢IC/伊北IC
市町村 JCC/JCG(HAMLOG-CODE)
箕輪町(09001B)/南箕輪村(09001A)/伊那市(0909)/塩尻市(0915)/北杜市(1709)/長和町(09012H)
 
 
◆WiRESの簡単な使い方
 
 【トランシーバーの準備】
  1.DTMFの準備
      1)DTMFの送出できるトランシーバーまたはトーンダイヤラー・携帯電話等ピポパの出る装置+DTMFの無い
        トランシーバー

      2)DTMFの送出装置には[A][B][C][D]が出せるものと出せないものありますが、いずれもOK

  2.トースケルチの設定
      1)WiRES使用目的以外の運用局の変調がネット上に送出されることを防ぐため、トーンスケルチの
       設定をしてをしてありますので、トランシーバーへのトーン送出設定を行ってください。
       トーン周波数はアナログレピーターと同じ88.5Hzとしてあります。
 

 【接続方法の選択】     ※どのような接続をしたいか決める
     @ノード局を指定した接続(Node to Node)
     Aルームを指定した接続
 

 【接続方法】
  1.回線の接続状態の確認

     ・ノード局の周波数を合わせる

     ・#6666Dまたは#66666を送出すると以下のアナウンスがノードより返される

       例1)接続された状態
          
This is JR0ZCS WiRES.Connected to 0510.60Nodes.
          又は
          This is JR0ZCS WiRES.Connected to 5765.

       例2)接続されていない状態
          This is JR0ZCS WiRES.Not Connected.


  2.回線を切断する

     ・上記例1)の場合は#9999Dまたは#99999、または*を送出する

     ・回線が切断されると「トトトト」とノードから返されます

     ・上記例2)の場合はすでに切断された状態ですので何もせず次へ

  3.ノード接続@:ノード局を指定した接続

     ・稼動しているノードの確認をWebで確認する

     ・希望する地域のノード番号を探す

      方法1)スタンダードのWiRESホームページ(http://www.vxstd.com/jp/wiresinfo/index.html)の WiRESU ID
          リストから「
*オンラインリスト公開中(10分ごとに更新)」をクリックすると 現在稼動しているノード局
          リストがわかる

      方法2)Tokyo WiRES Ham Clubのホームページ(http://www.js1cyi.com/)にリンクされた
          ノード検索画面(http://www.js1cyi.com/i/db/index3.html)より検索
          こちらはノード運用場所の地図表示あり

     ・接続するノードが決まったらノード番号を確認(たとえば5765としたら)

     ・#5765Dまたは#05765を送出

     ・接続が確立すするとノードから以下のアナウンスあり

          This is JR0ZCS WiRES.Connected to 5765.

     ・後は相手のコールを呼び出しQSOを行う

  4.ノード接続A:ルームを指定した接続

      ・WiRESでは複数のノード゙局が1つのルーム番号に接続して、接続ノード局間でのQSOを行うことができます。

     ・ルームの確認はWiRESホームページ(http://www.standard-comm.co.jp/wiresinfo/)のWiRESU ID リスト
      から
 *Round QSO Room オンラインリスト公開中(10分ごとに更新)をクリック すると現在稼動している
      CQルームのリストがわかります。

     ・国内では#0510D(0510 CQルーム)が最も利用されており 、常時60〜100のノード局がリンク
      されています。


     ・0510CQルームへの接続は#0510Dまたは#00510を送出

     ・接続が確立すするとノードから以下のアナウンスあり

          This is JR0ZCS WiRES.Connected to 0510.60Nodes.

     ・接続後は、通常のCQ&QSOを行えばOK

     ・相手とのやり取りの中で、「ノート to ノード」をリクエストされる場合がありますが、その場合は上記2項で
     回線を接続し、指定されたノード番号を上記3項を操作して変更します。


  5.終了時に行うこと

     ・上記3、4項のQSOが終了しましたら、上記2項の回線切断処理を行ってください。

  6.DTMF操作コマンド

     ・上記説明のDTMFコマンドを含め以下の操作が可能です。
DTMFコマンド コマンドによる動作
#6666D または #66666 現在の接続状態をアナウンス
#7777D または #77777 オンラインになっているノードへランダムに接続 CQコマンド
#8888D または #88888 切断した直前のノード局へ接続  再接続コマンド
#9999D または #99999または *  リンクを切断

 
  7.その他

   ・WiRESは接続切り替えのため送信終了や送信開始時に処理を行っており、頭切れを起こす 場合があります。
   通常のQSOより一拍(5秒程度)おいてPPTを押し話をする感じで運用してください。

   ・各ノード毎にいろいろなTOT(タイムアウト)設定がされていますので、途中で切れてしまう場合があります。
   
おおむね1送信3分以内とし、マナーとして相手と10〜20分以内のQSOに心がけていただければと思います。


   今の時代、遠方の方ともネット上で自由に会話できるようになりましたが、無線を趣味とするもの として、ハン
  ディー機で気軽にコミュニケーションをとることができます。

   遠方の方とのQSOスケジュールの確認、出張や単身赴任時(!!)の地元メンバーとの連絡、または将来はクラブ
  ロールコールもVoIPから参加できると便利ですよね。



 
【長野県諏訪地域からアクセスできるVoIPインターネット無線】

 岡谷アマチュア無線クラブHPに掲載しています。

【用語】
WiRES   Wide-Coverage Internet Repeater Enhancement System
DTMF    Dial Tone Multi Frequency
D-STAR  Digital Smart Technologies for Amateur Radio
VoIP     Voice over Internet Protocol

【関連リンク】
バンドプランでVoIP周波数を確認する

株式会社スタンダード WiRES−U
東京WiRESハムクラブ JQ1YDA
WiRES 0510ラウンドQSOルーム

情報満載JR0IVNさんのホームページ
D-STARに取り組むJR0CSTさんのホームページ

【おまけ】
WiRESノード運用画面(2007年10月25日:Ver.3.5000)
WiRESノード運用画面(2006年9月9日:Ver.3.401)



de JH0FFT 2006/08/06

改訂1    2006/08/12  TSQの設定にともなう記述変更
改訂2    2006/08/16  アンテナ設置場所変更(地上高さ5m→8m)/カバーエリア追記
改訂3    2006/09/08  Rigが2回送信不能故障となり、本体交換。冷却ファン設定など写真、コメント追加 
改訂4    2006/09/09  おまけ追加  
改訂5    2006/09/13  Time Out Timer詳細設定状態追記
改訂6    2006/10/22  中央道を移動し交信可否を確認し追加掲載(環境により可能エリア)
改訂7    2007/05/06  JR0IVNさん、JR0CSTさんのHPリンク設定
改訂8    2007/06/02  ノードの社団局化を実施(JH0FFT→JR0ZCS)
改訂9    2007/08/16  バーナー追加
改訂10    2007/10/07  JR0ZCS活動記録掲載開始
改訂11    2009/03/30  新バンドプラン制定にともなう周波数変更実施 438.58MHz → 430.78MHz


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